スポーツ

持久力強化のための「高地トレーニング」

高地トレーニング

高地トレーニングに高圧酸素カプセルを

アスリートが持久力強化のために「高地トレーニング」を取り入れることは今や常識となりつつあります。

しかしながら、高地トレーニングを実施すれば誰もが強化されるかと言えば必ずしもそうとは限らないのが現状です。

高高度(海抜2,400m以上)による低気圧、低酸素、低温は肉体に過度の負担を強いるため、ケガや故障のリスクを高めてしまい場合によってはフィジカル低下を招く恐れがあります。

低圧低酸素環境下に長時間暴露されるとその傾向が強くなることから、近年では高地トレーニングに高圧酸素カプセルを持ち込む手法が導入されてきております。

調圧ルームは、低圧低酸素環境を高高度の50%以下に設定さらには一定の間隔で常圧常酸素環境を組み込むことで肉体への負担軽減を実現しております。一方で、定間隔で低圧低酸素環境に暴露させるインターバル方式により心肺機能及び筋持久力の強化に安全性を確保しながら高い効果を生み出すことが期待されます。

肉体的に発展途上にある選手たちが、安全で安心して実施できる『高地トレーニング』の手法として調圧ルームの利用を提案させていただきます。

調圧ルームで起こる3要素

FACT1血流の改善

調圧ルームでは減圧過程の作用にて血管拡張を促し血流の改善を図ります。また復圧過程の作用にて効率的な酸素摂取が可能になります。

ステップ1

通常の血管

調圧ルームに入ったばかりの通常の状態

ステップ2

酸素不足を感知

減圧が始まり酸素濃度が薄くなるとカラダが酸素不足を感知

ステップ3

血管を拡げて血流を高める

血管を拡げて血流を高めることで酸素の不足分を補いカラダを守る

ステップ4

より多くの酸素がカラダに行き渡る

加圧により酸素濃度も元に戻り、より多くの酸素がカラダに行き渡る

FACT2代謝力の向上

調圧ルームでは気圧コントロールによって低気圧と高気圧を繰り返します。この作用にて自律神経を整え同時に基礎代謝を高めます。

調圧ルーム使用による心身パロメーターの変化

変化をみたパロメーター(被検者:40歳 男性)
額温度唾液
アミラーゼ
平均脈拍自律神経
エネルギー
交感神経副交感神経自律神経活動
入室前35.4℃9946.125.193.5423
退出後35.9℃9866.675.964.7034

使用機器:自律神経(ストレス)分析 加速度脈波測定器 TAS9 VIEW および唾液アミラーゼモニター、体温計

FACT3免疫力の強化

サーモグラフィーによる体温の変化

調圧ルームに入ると体温が約1℃上昇します。(調圧ルームいわき店調べ)体温が1℃上昇すると免疫力は5~6倍になるとされています。

入室前
入室前

入室後
入室後

事例スポーツ選手における記録の向上

日本体育大学水泳部

日本体育大学水泳部による検証

期間2016年12月~2017年6月
対象男子 39名、女子 29名、合計 68名(18~22歳)
内容調圧ルームを使用するグループ(男子20名/女子15名)と使用しないグループ(男子19名/女子14名)に分けて体温、パフォーマンス値、自己ベスト更新率を比較
結果
  • 基礎体温の変化 +0.575℃(使用者のみ)
  • パフォーマンス値 最大差+4.51pL
  • 自己ベスト更新率 91.4% (全体平均61.7%)
評価藤森善弘氏これまでの指導歴を振り返ってみても、これほどの自己ベスト更新率は経験が無く、驚愕にあたいするものでした。
さらに驚いたことには、治験期間が12月から6月と冬の冷え込む時期から梅雨の蒸し暑い時期に実施したが、調圧ルームを使用したグループからは風邪、インフルエンザ感染、熱中症や夏バテなどで体調を崩す者が誰一人としていなかったことです。大会に向けてのコンディションつくりにも効果があると感じました。
(当時 日本体育大学水泳部競泳ブロック監督藤森善弘氏 談)

パフォーマンスデータ

調圧ルームを使用し競技カへの効果・影響について

体温の変化について
全体平均男子平均女子平均
入室前35.9℃36.2℃35.6℃
入室後36.5℃36.8℃36.1℃
前後差0.575℃0.64℃0.51℃

体温変改については男女とも使用後に上昇の傾向があり、男子では平均0.64℃、女子では平均0.51℃の上昇があった。

競技力への影響について
12月18日 1月15日 1月23日 2月19日 3月5日 4月17日 5月14日 5月21日
ゆめ国体 インター神奈川 相模原短水路選手権 KONAMI OPEN 冬季公認記録会 日本選手権 春季公認記録会 JAPAN OPEN
男子 使用グループ 99.04 97.51 99.10 98.99 99.62 99.71 98.84 99.29
その他 100.02 97.81 100.45 98.99 96.78 99.71 99.02 99.21
女子 使用グループ 98.85 96.65 98.99 98.76 99.41 99.30 97.64 98.78
その他 98.69 97.21 100.20 96.72 93.23 97.96 96.50 98.51
平均 使用グループ 98.95 97.08 98.88 100.33 99.52 95.01 98.24 99.04
その他 99.36 99.05 97.51 97.86 99.51 98.84 97.76 98.86

男子

女子

平均

パフォーマンスレベル値
使用グループ平均 99.01 99.00 98.55
その他グループ平均 97.38 98.78 98.19
使用グループ-その他グループ +0.01 +1.17 +0.59

チーム全体からみても、調圧ルーム使用グループの方がその他グループよりも、高いパフォーマンスレベル値を出すことができた。
特に女子においては使用グループがその他グループを圧倒する結果となった。
男子において、平均値こそ差が見られなかったものの、グラフ水準をみてもわかるように、大会別においてのバラツキがほとんど見られなかった。これはチーム全体としても言えることである。
パフォーマンスレベルを常に安定して発揮できることは、今後の代表選考会などにおいても優位であると言える。

より高度なトレーニングを達成させるための「リカバリー」

陸上競技

昨今のスポーツ界においては記録の更新がめざましく、トレーニングの「技術」が革新的に進んできていることが伺えます。その反面で「故障」や「精神面での負担」といったリスクも高まってきていると感じます。

より高度なトレーニングを達成させるためには、トレーニングに向かう「コンディションづくり」、トレーニングによって受けた負担への「回復」、いわゆる『リカバリー』が重要であると考えます。

  • 肉体的回復(自然治癒能力の向上)
  • 精神的回復(自律神経系の調整)
  • 身体活性化(細胞の賦活化)

調圧ルーム

調圧ルームは、ヒトの様々な疾患を改善してきた実績から、「生体治癒力向上装置」「ヒト治癒能力向上装置」の特許を取得しております。この技術がすべてのアスリートの皆様の『リカバリー』に貢献できるものと考え、調圧ルームの利用を提案させていただきます。

調圧ルームの体験は 調圧ルーム白河店(白河市田島舘ヶ崎9-1) をご利用ください。
調圧ルームの利用のセッションとしては、

  • 1回の利用時間 50分
  • 週 2~3回

の実施を推奨します。もちろん、推奨時間よりも多く利用されましても全く問題はありません。むしろ、より早く効果を体験できるものと考えます。

ぜひとも積極的にご利用ください。

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